昨年の夏、エプソンのEP-979A3を購入しました。次の機種が出てお手ごろな価格になっていたのと、 手差しですがA3の用紙が使えることで購入に踏みきりました。
さて、わたしの所では、OS/2が現役で動いています。すでに、IBMのサポートが終了し20年になるでしょうか。 使う上でいろいろと制約があります。新しいハードウェアに対応していないし、最近のソフトウェアテクノロジーにも 対応していません。だからといってWindowsですべて賄う気にはなりません。 重いし、よくトラブルし、いらない物がてんこ盛りだし。 起動すると「すべてお任せください」なんて表示してくるけれど安心できないです。
と言う訳で、OS/2からネットワーク越しにEP-979A3を接続できないかと検討してみました。結果を先に述べると、 モノクロ印刷との制限がありますができました。考えたよりも簡単に接続できました。
プリンター・ドライバーは、OMNIJドライバーに"OMNI.Epson Generic ESC2P"があります。これを使ってみます。 EP-979A3はエプソンの製品なので、ESC/Pぐらいはサポートしているだろうと予想しました。
Windows PCとプリンタを共用を考慮するとネットワーク越しの接続になります。LANサーバーの環境では WindowsとOS/2の接続は、SambaサーバーやNetDriveなどを使う必要がありそうでやめました。残る手段はTCP/IPの 印刷サービスである"lpd"と"lpdportd"を使う方向で考えます。
方針が決まりましたので、早速、構築してみます。
まずは、TCP/IPの構成です。"TCP/IP シャドー"ホルダーの "TCP/IP 構成"ホルダーの"TCP/IP 構成(ローカル)"アイコンをクリックして"TCP/IP 構成ノート ブック"を開きます。
"自動始動"タブのベージで、"lpd"と"lpdportd"の"自動開始サービス"にチェックマークを入れ、全景セッションを 選択します。"lpdportd"には、実行時のログが取れるように"パラメーター"に"-t"を追加します。(プリンターのホスト名や IPアドレスも登録すると後で便利です。)
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ここでOS/2を再起動して、"lpd"と"lpdportd"が正常に起動することと、プリンターがネットワークに接続していることを 確認します。
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次に、プリンター・ドライバーのインストールです。"ftp.software.ibm.com"から、 "OMNIJP.EXE"を入手します。 "OMNIJP.EXE"を実行するとたくさんのファイルが出てきます。
[LINK] (禺画像]) "OMNI.DRV"アイコンをクリックすると、これまたたくさんの プリンターのアイコンが出てきます。
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その中なら"OMNI.Epson Generic ESC2P"をデスクトップにドロップします。
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それでは、プリンター・ドライバーの設定をします。
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