6AV6-6AR5直結アンプ --設計編--
2023-09-18


禺画像]

電力増幅管6AR5のプレート供給電圧は、電源器の制限から240Vです。 前回はこの制約から、下記のように電圧の配分をしました。
[LINK] (禺画像])

まず、6AR5のカソードの電位は90Vになり、カソード抵抗には、プレート電流と第二グリッド電流が流れますから、5.4KΩになります。 6AV6のプレートは、6AR5のカソード電位より第一グリッドバイアス分低い電位になりますので、79.2Vになります。このとき6AV6のプレートには、 約0.1mA流れますので、6AV6のプレート抵抗を470kΩとすると、供給電圧は126.2Vになります。 プレート供給電圧を作るためのプリーダーに5mA流すとして求めた、回路定数は下記のようになりました。
[LINK] (禺画像])

制作にあたって、手持ちの部品とにらめっこしながら、回路定数を調整したのが、次の回路図です。
[LINK] (禺画像])

6AR5のカソード抵抗が小さくなってしまい、カソードの電圧がが低くなってしまいました。 それに合わせて、6AV6のプレート電圧も低くなっています。コンデンサで化粧を施した回路は、このようになりました。
[LINK] (禺画像])

では、早速制作します。

[アナログ]
[オーディオ]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット